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Sartoria Napoletana 〜ナポリ仕立て 奇跡のスーツ〜
sartoria napoletana ナポリ仕立て 奇跡のスーツ

身の回りのもののほとんどがパターンメイド化してしまった現代においても、爪楊枝1本から自動車まで、様々なものに今だハンドメイドの領域というのが残っている。僕ら素人から見ると『 神の領域 』に近い技術で1つのモノを作り上げる彼らは、その技術とは裏腹に安い賃金でそれに携わっているという点では、どこの世界においても共通しているみたい。

去年末、仕事の合間に本屋に立ち寄ってブラブラしてたら見かけたこの本。
仰々しいタイトルだけれど、なんとなく興味がわいて買ってみた。


ナポリ仕立て 生地

読めば分かると思うけど、イタリア・ナポリ伝統のスーツ職人を、インタビューをベースにその歴史背景、作品の特徴など、様々な角度から紹介する内容は、驚いたことに僕らが知る『 アメリカの竹竿職人たち 』と酷似している。

とかく"クラシック"と言われるモノは、多かれ少なかれ同じような背景を持っている。伝説の職人や斬新的な手法でそれまでの世界観を変えた職人の話は絶えないし、技術革新によるオートメーション化は決まって彼らの糧を脅かす...
ただもし自分の目の前に最高の食材を取り揃えたとして、果たしてあなたはそれに包丁を入れることができるだろうか? 考えてみれば、竹竿であれスーツであれ、最高の素材を自分の手で加工出来ること自体、それは優れた職人の証であるということ。彼らの技術を求める素材と顧客がいる限り、こうした伝統の技術を預かる職人はきっとたくましく生き残ってくれることと思う。

仮縫いを何度も何度も繰り返すナポリ仕立てのハンドメイドは、日本に住んでちゃ物理的にも金銭的にもとてもじゃないが手が出ない。ただ、スーツがサラリーマンの作業着のような扱いの日本で、それを少しでも綺麗に着こなすためにこうした背景を知っておくのも損ではないはず。
死んだ魚のような目で先を急ぐサラリーマン...日本に生まれた男子の将来があれでは浮かばれない。2着で2万円のスーツでもいい。ただネクタイや靴の取り合わせにちょっと気を使うだけで、モノトーンの都会の景色が少しは華やぐと思うんだけどね。

・・・それにしても、この本を読んでナポリのハンドメイドスーツが猛烈に欲しくなってしまった。
さすがにちょとヤバめ...
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